Dhondt Grellet NV Cramant Grand Cru Blanc de Blancs Extra Brut ドント・グルレ クラマン グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット 生産地:フランス シャンパーニュ 原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE ぶどう品種:シャルドネ 100% 味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口
ワインアドヴォケイト:94 ポイント Rating 94 Drink Date 2021 - 2031 Reviewed by William Kelley Issue Date 24th Sep 2021 Source September 2021 Week 4, The Wine Advocate Generous and dramatic, Dhondt's NV Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru Cramant (2018) bursts with aromas of citrus oil, orchard fruit, white flowers, walnuts and fenugreek, exhibiting only hints of the toasty nuances to come. On the palate, it's full-bodied, ample and layered, with a fleshy, enveloping core of fruit, lively acids and a long, chalky finish. Like all these 2018-base bottlings, it's quite forward out of the gates, yet there's the structure here to sustain bottle age too.
シャンパーニュ専門誌「Bulles et Champagne」でヴィニロン・オブ・ザ・イヤー受賞
ワイン・アドヴォケイト誌は「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」と大絶賛。瞬く間に各メディアやシャンパン愛好家の注目を集め次世代のスターとなることは間違いない。
ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、現在は3倍の6haまで成長した。
現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。栽培に関しては、両親の代とやり方を変えて初めはビオディナミを導入していたが、以前とは考えが変わったためビオディナミに従うことを徐々に減らしていき、現在は土壌の活性化に焦点を当てブドウ畑を自由に成長させるということに注力している。収穫は他と比べると毎年一番遅いくらいで、その理由はブドウを良く熟した状態で収穫する事でドサージュを抑えても十分な甘みを感じられるようにするためである。
醸造に関しては、両親はステンレスタンクでの醸造を行っていたところアドリアンは樽を導入。その理由は第一に彼自身がブルゴーニュの大ファンであること、そして樽という自然な素材を使用することが好きだからである。ステンレスと樽を併用して自然酵母でアルコール発酵を行い、酸が強調されすぎない様にするため全てのキュヴェでMLFを行う。ブレンド用のリザーブワインはワイナリー設立当初から村毎に分けて継ぎ足しを続けるソレラ方式で保管されている。また、アドリアン自身あまり強い泡が好きではないため、二次発酵時の糖の量を少なめに調整。通常1リットルあたり24gの糖を入れるところ22~23gに抑えている。こうすることでガス圧が抑えられ、ワインに溶け込む滑らかな泡が生まれる。アドリアンのワインは、飲み手が期待するような鋭角的な酸やミネラルを犠牲にすることなく、優れたテクスチャーと力強さを兼ね備える複雑で素晴らしい味わいを持つ。
世界の著名テイスターたちも彼のワインを飲むとそのポテンシャルの高さに脱帽している。ワイン・アドヴォケイト誌では「シャンパーニュの未来において極めて重要な役割を担うことがはっきりとしており、それはボトルの中のワインが物語っている」「ワインメーカーとしての彼の今後の進化に期待せずにはいられず、心からお勧めである」ヴィノス誌では「土地と品種の個性を最大限表現するという極めてシンプルな美学を貫く彼のワインは追い求め続ける価値がある」
シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも認めるその実力は折り紙付きで、次世代のスターとなること間違いない。ただ残念なことに年産は全体で50,000本程度であり、アメリカをはじめUKやベルギー、スウェーデンなど各国に輸出されるため日本に入ってくるのはわずかである。見かけたら絶対に抑えておくべきシャンパーニュである。
シャンパーニュの専門誌「Bulles & Millesimes」(年2回発行)、最新の2017年12月号にて、Vigneron de l’Annee (ヴィニュロン・オブ・ザ・イヤー、RMオブ・ザ・イヤーのようなものです)を、Dhondt-Grelletが受賞しました。
樹齢50年、クラマンのブドウ100%使用。
クラマンの魅力を余すところなく表現した一本!
ドント・グルレはコート・デ・ブランの中心部アヴィーズとその東に隣接するフラヴィニーの間にある小さなワイナリーである。創立は1986年で現当主アドリアンの両親の結婚がきっかけであった。父方のドント家はもともとベルギーの農家を起源とし、1960年代にセザンヌのエリアに畑を購入、一方で母方のグルレ家はキュイ-クラマンの出身であった。両家がそれぞれ所有していた1haずつを合わせての2haの規模で当初はスタートしたが、3倍の6haまで成長した。
現在は2012年からワイン造りに携わっているアドリアンが二代目として指揮を執っている。彼は21歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぎ、情熱を持った職人気質の友人たちとの交流を通してノウハウを学び、独学で自分のやり方を見つけていった。こうした知見から導き出された彼のフィロソフィーは、土壌を生かすこと、完熟したブドウを収穫すること、樽を用いて醸造することそしてドサージュを控えめにすることの4つである。
「クラマン グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン」は、Cramantの2つの区画をブレンドしたブドウを使用。石灰岩と砂質、厚みのある土壌のLa Garnne(ラ・ガレンヌ)0.55hlと東向きで白亜質土壌のLes Longues Verges 0.35hl。
ヘーゼルナッツ、ドライペアー、アプリコット、ドライフラワーにオークのニュアンスが織りなす複雑なアロマ。クリーミーな泡が心地よく、力強くも柔らかな果実味が酸、ミネラルと調和することで奥深い味わいを生み出している。何層にも重なるフレーバーは塩味を伴うミネラルと共鳴し長い余韻へとつながっていく。
■テクニカル情報■
栽培:短梢剪定、芽かき、手作業、ミニマリスト(最小限のことだけを行う)、パリサージュ(ブドウをワイヤーに留める作業)、低収量
醸造:バリックを使用して、自然酵母で発酵。マロラクティック発酵は完全に行う。
4000kgの空気圧式プレス機使用。濾過はするが清澄はしない。
熟成:バリック8~9ヶ月(新樽20%)+瓶熟18ヶ月以上
アルコール度数:12%
ドサージュ:2g/L (2022.04入荷分 Btl, Mag, 3L)
デゴルジュマン:2021.05 (2022.04入荷分)
Dhondt Grellet NV Cramant Grand Cru Blanc de Blancs Extra Brut
ドント・グルレ クラマン グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット
生産地:フランス シャンパーニュ
原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE
ぶどう品種:シャルドネ 100%
味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口
ワインアドヴォケイト:94 ポイント
Rating 94 Drink Date 2021 - 2031 Reviewed by William Kelley Issue Date 24th Sep 2021 Source September 2021 Week 4, The Wine Advocate
Generous and dramatic, Dhondt's NV Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru Cramant (2018) bursts with aromas of citrus oil, orchard fruit, white flowers, walnuts and fenugreek, exhibiting only hints of the toasty nuances to come. On the palate, it's full-bodied, ample and layered, with a fleshy, enveloping core of fruit, lively acids and a long, chalky finish. Like all these 2018-base bottlings, it's quite forward out of the gates, yet there's the structure here to sustain bottle age too.
1801100622204812