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エリオ・グラッソバローロ・ジネストラヴィーニャ・カサ・マテ [2015]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ

エリオ・グラッソバローロ・ジネストラヴィーニャ・カサ・マテ [2015]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ

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商品情報

ELIO GRASSO　/　エリオ・グラッソ

かつてピエモンテでは一部の大手等、限られた生産者のみが瓶詰めを行っておりほとんどの葡萄栽培家はワインを瓶詰めする等は考えておらずグラッソ家も先代までは葡萄栽培のみを行っておりました。

先代は『葡萄栽培家はあまり良い職業では無い』と考えており現オーナーのエリオ氏には家業は継がせるつもりはありませんでした。

エリオ氏はトリノの経済大学を卒業後、銀行に就職しますが先代が病気に掛かってしまった事をきっかけに『自分の生まれ育った風景を残したい』という思いから家業を継ぐ事を決意し、現在は合計14haの畑を所有し、年産約5000ケース程の生産をするまでに至りました。

1978年より区画毎に醸造したバローロ、“キニエラ"“カサマテ"をリリースするようになり、1995年にはワイナリーにとって最上級のバローロ“ルンコト"の生産を始め、そのルンコトの2ndヴィンテージ1996が2002年度版のガンベロ・ロッソ誌にて「ベストワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる等イタリア国内外に於いて高い評価を得ております。

世界中にて人気があり需要の高いワイナリーですがエリオ氏は自分達が管理できる範囲以上の生産本数を増やすことは考えておりません。

エリオ・グラッソバローロ・ジネストラヴィーニャ・カサ・マテ [2015]750ml｜ウメムラ　Ｗｉｎｅ　Ｃｅｌｌａｒ

左：現オーナーのエリオ・グラッソ氏、右：息子のジャンルカ・グラッソ氏

◎ワイン造りに対する徹底した環境造り
エリオ・グラッソでは『何がワインに対してベストなのか？』という事を追求し、約10年前にカンティーナを建て替えました。まずカンティーナに入ると温度・湿度管理が完璧に行き届いたルンコトのバリックが並べられた部屋が広がります。そしてその奥の扉を入ると高速道路のトンネルを掘る機械を使い掘ったという自慢のエイジングセラーに樽が並べられています。トンネルを更に進むと瓶熟の部屋とワインをストックする部屋があります。そしてトンネルの突き当たりの階段を昇ると発酵等を行っているタンクのある部屋に行き着きます。非常に清潔感があり温度・湿度の管理が完璧にコントロールできるワインに対してベストな環境が整ったカンティーナです。

高評価連発！！
WA97点＆ガンベロ・ロッソ、ヴェロネッリ、ビベンダの伊3誌にて最高評価獲得！

ジネストラのクリュ畑は二ヶ所に分かれます。一つは広く、Rodoli（ロードリ）集落の一部であるGinestra（ジネストラ）そしてSerralunga（セッラルンガ）の集落に位置します。ジネストラの集落にある畑は南向き、それ以外は東南に向いています。そしてもう一ヶ所はPajana（パヤーナ）の周辺にありこちらは狭く東南に向かっています。標高300～400mに位置し総面積は15haになります。※エリオ・グラッソはカサ・マテの畑を南向きのジネストラの集落に所有しております。

BAROLO GINESTRA VIGNA CASA MATE 2015
原産地呼称：D.O.C.G. BAROLO
品種：ネッビオーロ100％（平均樹齢31年）
醸造：温度管理可能なステンレスタンクにて20-25日間醗酵。
ステンレスタンクにてMLF後、25hlのスラヴォニアンオークにて約24ヶ月間の熟成後、瓶熟8～10ヶ月間。

[テイスティング・ノート]
非常に濃い深いルビー色。スミレやミネラル、ラズベリー、プラム、なめし革等の複雑なアロマ。口に含んだ第一印象はひんやりとした冷たい鉄や湿った土の様なニュアンスを感じ、鼻からハーブや針葉樹の涼しげな風味が抜けます。時間の経過と共に果実の風味の濃さが増してゆきまさに『噛めるようなタンニン』というような口一杯に頬ばったようなタンニンの広がりと共にミネラルも広がります。余韻には大樽由来の品の良い風味と共に濃い果実の風味が長く続きます。

2015ヴィンテージ評価
ワイン・アドヴォケイト＃243…97点
ヴィノス…96点
ガンベロ・ロッソ2020…最高評価3ビッキエーリ
ビベンダ2020…最高評価5グラッポリ
ヴェロネッリ2020…最高評価スーペル・トレ・ステッレ　94点
ドクターワイン…95点
スローワイン2020…最高評価Grande Vino

ワインアドヴォケイト：97ポイント
Rating 97 Release Price NA Drink Date 2022 - 2045 Reviewed by Monica Larner Issue Date 29th Jun 2019 Source Issue 243 End of June 2019, The Wine Advocate
There is slightly more structure to the 2015 Barolo Ginestra Casa Mate than to the Gavarini Chiniera of the same vintage, and the only differences here are the soils and that this fruit is harvested about ten days later. It's a pretty fascinating demonstration of the power of the single vineyard. The Gavarini Chiniera parcel offers slightly sandier soils, whereas this site is composed of more clay. In rainy years, the Gavarini Chiniera vineyard drains more effectively, whereas the Ginestra's soil retains more moisture in the hot and dry vintages. As a result, in vintages such as this one, Ginestra shows a more compact nature and, in general, provides more impact and more structure. This is a very robust expression, extremely linear and tight. The Ginestra Casa Mate narrowly wins this round. It's another beautiful Barolo.

ジェームスサックリング：96ポイント
Issue date:Thursday, November 7, 2019
Complex aromas of figs, ripe strawberries and fresh mushrooms. Full body, firm and tight tannins with a solid core of fruit and a long, linear finish. Great length. Drink from 2024.

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